とてもゆったりした大人の映画。
病と闘ってきたフリアンは延命治療をやめることを決意し、終活に向け身辺整理をしていく。
そんなフリアンの元へ駆け付けた旧友のトマスと、フリアンに長年連れ添った愛犬トゥルーマンとの心温まる4日間が描かれる。
特に大きな出来事が起こるわけでもなく、静かに淡々と時間が流れていく
カナダからスペインへ遥々訪ねたトマスだけど、フリアンの考えや行動にそんなには介入せず、終始見守るような距離感だったのがめちゃくちゃ良かった。
フリアンが息子と再開するシーンはグッとくる。
しかも息子が……なことが後に判明するんだけど、それを踏まえて観るとあのハグはやばい。。
ラスト、トゥルーマンの里親もあの人に決まって本当に良かった。
とても良い映画だったのだけど、皆さん仰ってるように例のトマスの謎シーンだけは本当に要らないと思う。。
ここで一気に冷めてしまった…笑