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彼らが本気で編むときは、のmakoのレビュー・感想・評価

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)
5.0
生田斗真君がトランスジェンダー役で女性を演じていました。最初は少し違和感がありましたが、段々女性に見えてきました。 
まだまだトランスジェンダーに関して偏見がありますが、この作品を観て改めて見た目で判断してはいけないなと思いました。 
好きで心と体の性が違って産まれてきたわけじゃない。 
なのにすごく苦しんで。 
それでも親が理解してくれるならまだいいけど、親さえもそれを理解してくれなかったら居場所がどこにもなくなってしまう。 
多様な生き方があることをもっと知ってほしいと思いました。 
エンドロールでSpecial thanksの所に真境名薫さんと薫さんのお母様の名前がありました。 
真境名薫さんはトランスジェンダーで、『ハイヒール革命』という映画に出演されている方です。 

リンコさんとお母様のモデルは真境名薫さん親子だと思います。 
薫さんのお母様が理解のある方で。こういうお母さんに育てられたら生きやすくなると思いました。 

親としては子供がトランスジェンダーだったら戸惑うだろうけど、子供の事を考えて子供が生きやすいようにしてあげたいと思いました。 
とてもいい作品でした。多くの人に観てほしいと思いました。 
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