塩辛亭ショッパイ

デッドプール2の塩辛亭ショッパイのネタバレレビュー・内容・結末

デッドプール2(2018年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます


恐ろしいほどに散りばめられたギャグシーンの連続、連続、大連続。予告編も見たうえで鑑賞したので、Xフォースが一瞬でほぼ全滅したのは笑った。CMすらネタフリに使うなんて!

一部、ネタ元がわからない小ネタもあり、ついていけなくて悔しぃ〜。。となってしまっている自分は、もう魅力にとらわれてしまった35億の男のうちのひとりなのだろう。
スクリーンを飛び越えて観客に喋りかけてくるだけでなく、演出に口出ししたり(なんなら演出つけたり)、作中のキャラの〝中の人〟それ自体をギャグにして、現実と虚構を縦横無尽に行き来するデッドプールは作中における神的存在。
どんな感動の場面でもふざけてくる彼が天国で彼女と再会したとき、ひょうきんキャラを脱ぎ捨て素に戻るのが泣ける。不死の肉体を持つ彼にとって、ギャグとシリアスの境界線は生と死の狭間にこそあるのかもしれない。
『死にたくても死ねない人生=笑いにしなきゃやってらんねぇ』のかな? と勝手に解釈してグッとくる俺ちゃんであった。

そんなデッドプールさん、日本代表・我らが忽那汐里ちゃん演じるユキオに対して、最後の最後まで「Hi,ユキオ」くらいの薄カラミしかしてくれなかったのは何故か。なぜもっと構ってくれない? 無茶苦茶にイジり倒してくださいお願いしますよぉ。。 一番人種差別をしてるのはあなたです!!(泣)
塩辛亭ショッパイ

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