亡き画家・郷田三郎の取材で彼が屋根裏が好きだったことを知った編集者の奈緒子は、実際に郷田が登った屋根裏に自分も上がってみることに…。
江戸川乱歩の同名短編小説を、『自殺サークル』の嘉門洋子主演で映画化。
江戸川乱歩の『屋根裏の散歩者』をエロチックにアレンジした作品です。
典型的なB級映画。
意味不明。
江戸川乱歩の原作とはまるで内容が違います。
ストーリー展開はありがちで、すぐに話が読めてしまいます。
でも乱歩っぽさは出てる気がする。
狂気の世界がちゃんと表現されていた。
主人公の女優さん、最初はものすごくブサイクに見えたが、赤いドレスがあまりにも似合っていて、あのシーン以降急激に美人に見えた。
エロ方面的にはヒロインが全裸で横たわってるんですけど、そこが一番エロかったと思います。
何しろスタイルが抜群に良いので映像的にも美しいです。
花びらが乳首とかを隠してるんですけど、なぜかどんなに動いても落ちないんですよね。
だがあの程度じゃ、見て喜ぶのはせいぜいがちょっとませた中学生くらいまでかと。
全部見せろとは言いませんが、もっとシチュエーションを活かしたエロスが見たかった。
正直「エロチック」ではない。
「覗き見る」ドキドキ感とかが全然感じられなかった。