このレビューはネタバレを含みます
基本的には身体的な動きのギャグなのでサイレントと同じなのだけど、レジスターやバットなど音を効果的に使ってるところもあるのが印象的でした。
kinoから出てる「lost keaton」に収録されてい…
キートン作品で初めてトーキー映画のモノを見た。1935年は、そうかトーキー映画なのか。中年になったキートンが、時代の変革期に作った映画。
トーキーになっても口数は少なく、動きで魅せる姿は健在。
し…
トーキーになってからのキートンは不気味だ。青白い顔でポツポツとしか喋らない。現代的なテンポから程遠い分、身体を使った笑いから人間の根源的な不条理っぷり(理由のなさ)が浮かび上がってくる。コメディ映画…
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