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ブレードランナー 2049のkabcatのレビュー・感想・評価

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)
3.6
オリジナルとは物語が続いている(ので、見る前にオリジナルの内容を再度確認すべき)だが、この映画にはキッチュさや抜けたところなどはなく、音響もまさにドニ・ヴィルヌーヴ、といった重々しいものであり、たいへん「生真面目な」内容なので、別々のものとして考えたほうがよい。重苦しい時間がゆっくり過ぎていくのが時につらくなるので全体を15分短くしてくれたら、とも思う。ある考えにとらわれるレプリカントをライアン・ゴズリングが静かに好演しているが、その考えに我々もまんまと乗せられるので、監督お得意の最後のどんでん返しにしてやられます。
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