秀雄

マレフィセント2の秀雄のレビュー・感想・評価

マレフィセント2(2019年製作の映画)
4.0
前作をDVD で観たので、今作品はシアターで拝見させて戴きました✨

札幌ファクトリーシネマのIMAXがIMAXレーザーに改装中でしたので、普通の字幕にての鑑賞です😅

ヴィランのマレフィセントが主役で少しばかり「眠れる森の美女」がバックボーンにあることをちょっと忘れて見ていましたが😅前作に続きオーロラ姫のエル・ファニングさん可愛いですね💕
中でもウエディングドレス姿がやはりディズニー映画で、妖精達が作り上げてくれたドレスがかわいく素敵で男性が見ても見惚れるくらい✨
美女と野獣のエマ・ワトソンの黄色いドレスとはまた違った美しさで、ディズニーが手掛けるドレスシリーズは秀逸ですね🤩

今作品はマレフィセントとオーロラ姫が妖精達と穏やかに暮らすムーア国にフィリップ王子が出向きオーロラ姫に求婚する場面から始まり、そのフィリップ王子の母親イングリス王妃がムーア国を乗っ取らんと企てする策略の中、マレフィセントとオーロラ姫の絆が壊れ戦争になっていく内容...

お伽話のディズニー映画にしては過激な作品に仕上がっており、妖精達を毒薬で葬るシーンは残虐さがあり、マレフィセントの「仲間」達が城に攻め入ろうとするが毒薬の爆弾で消滅させられてしまう場面も、「くくり」としてダークファンタジーなのか中々過激であります😑

マレフィセントが飛び回るシーンの臨場感は見ている側が首を傾けてしまうほどのリアルさで✨
さらにムーア国や妖精達の綺麗な花々などの映像が美しく、出来ればIMAXで拝見したかったです🤣

今作品も人間の持つ「欲望」の醜さが戦争を起こし、罪も無い人々や平和に暮らす妖精(弱者)を追い遣ってしまう結果を描いていて、人としての悪い面を晒し警鐘しているように思われます。

マレフィセントを演じるアンジェリーナ・ジョリーさん、どんどん演技に深みを増してきて義母ではあるがオーロラ姫の「母親」としての優しさ厳しさ葛藤そして愛情の全てをそれぞれの場面で表現され美しく強い母親を演じていました✨💕✨

その「象徴」としてなのか、フェニックスの力強さが母親像を投影していたように思いましたし、ハリーポッターに出ていたダンブルドアのフェニックスに似ていた気がします✨(空想上だからそう見えてしまう??)

作品として最後は丸く収まった感はありますが、あくまでも「お伽話」なので✨めでたしめでたし✨なんでしょう🤩🤣
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