秀雄

フォードvsフェラーリの秀雄のレビュー・感想・評価

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)
4.5
予告からとても観たかった映画で、IMAXレーザーで拝見で拝見出来ました🤩

実話を元に映画にて再現された作品。

ル・マン24時間耐久レースで連覇を続けるフェラーリにアメ車として未だ勝利を収めたことがない事実に、巨大企業のフォードがル・マン優勝を命題に挑む話ですが、実際はル・マン優勝者のキャロル・シェルビー(マッド・デイモンさん)とメカニック兼ドライバーのケン・マイルズ(クリスチャン・ベイルさん)が2世社長のヘンリー・フォードをトップとするマーケティング至上主義である巨大企業の幹部と現場との摩擦を冷やかに表現し、それをキャロルの熱い情熱と元レーサーの観点を遺憾なく発揮しながら、天才的なドライビングと優秀なメカニックセンスを持ち合わせる、孤高であり破天荒な部分もあるが故に企業体質には全く向かない性格のマイルズとわずか90日でル・マンに挑むマシンを作りレースに挑む物語。

そんな天才的なドライビングセンスと卓越した整備センスを併せ持つマイルズを何より信頼しフォードチームのトップレーサーに推し進めるが...

レース常勝に君臨するフェラーリ率いる、エンツオ・フェラーリの車造りの美学と勝つことにも執着する美学を人柄として描いていました😆

フォード副社長との「摩擦」がこの物語を適度に複雑にしてくれ、見どころを幾度と演出していますし、マイルズの妻のモリーが良き妻であり良き理解者として華を添えていますし、息子役のピーターがこの作品をとてもシンプルにレースの駆け引きを観やすくしてくれています🤔🤩

レースのマシンそれぞれのエキゾーストノートの特徴を素晴らしい胸が踊る音で臨場感と迫力満点💯でIMAXの映像美で堪能出来るのは幸せの一言です‼️🤣

レース映画を観た中で私はナンバーワンではないかと思います🤩

2時間半余りの作品ですが、あっという間に観終わってしまう没入作品でした。

是非大きなスクリーンでの観賞をお勧めします✨✨
秀雄

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