しょうちゃん

マリアンヌのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

マリアンヌ(2016年製作の映画)
4.5
2017年16本目の劇場鑑賞。

第二次大戦下のカサブランカとロンドンを舞台に、
ナチス・ドイツとの戦いで極秘任務を負い偽装夫婦の相手として出会った一組の男女が、
時代に翻弄されながら繰り広げる切なくもミステリアスな愛の行方をサスペンスフルかつエレガントに綴る。

映画は白紙の状態で観たので、
マリアンヌが二重スパイだと分かる展開には驚きました。
後で、
予告編を観たら堂々と二重スパイの事をバラしていたので、
知らない方がより楽しめたと思います。
ブラッド・ピットとコティヤールのロマンスだけでなく、
舞台が第二次世界大戦なんでアクションシーンも織り込まれていました。
ロマンスで言えば砂嵐が舞う砂漠の車内でのシーンが印象的でした。
空襲警報が鳴っても意外と平気みたい。
ピアノの演奏で本人か確認するくだりで、
観ているこちらも(実は嘘であって欲しい)と思いました。
ラストでアンあてに手紙の朗読するシーンは泣けました。
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