基本的にモテキと同じ。
大根監督が何故わざわざまたモテキパート2みたいな作品を撮ったのかわからない。
主人公が編集者で業界人。
可愛いヒロインに振り回される。
好きな音楽があり、それが映画に沢山流れる。
ここまで同じだとちょっと呆れる。
原作がそういう内容だとしても、何故また同じような原作を選ぶのだろう。
まあそれでもモテキくらい面白ければそれはそれで良かったのだが…
モテキより良かったのは、ヒロインがエロいこと。
キスシーン何回あるんだろう。
その度に舌を入れてるのが見えて下手なAVよりエロい（笑）
邦画でこんなにはっきりとヒロインが舌を入れて絡めているのを見るのは初めてかもしれない。
水原希子やるなあ。
ヒロインが悪女のように描かれてるけど、望み通りの女になってくれてサービス精神旺盛なら天使かもしれない（笑）
でも気分屋なのは困る(^_^;)
逆にモテキより良くなかったのは、音楽の使い方。
モテキではちゃんと音楽が映画とマッチしていて活きていたが、この映画ではただのBGMだった。
映画のタイトルに奥田民生を使っておいてこれは無いだろう…
せめて2人のデートにドライブシーンを入れてイージューライダーをかけるとかベタなのでも気持ちいいはずなのに、イージューライダー結局一回も流れないという。。
ユニコーンも流れないし。
あとオチが読めてしまうのもなあ…
大したエピソードも無いし。
こういう映画だと、撮り方が綺麗だとか、デートや付き合い方がロマンティックだとか、奥田民生のネタが物凄いマニアックなのが出てくるとな、コミカルで凄く笑えるとか、特別な何かが必要だと思うのだけど、どれも無い。
もっとマニアックな小ネタ入れようよ！
妄想上の奥田民生が主人公に語りかけて2人で心の中で会話とかしようよ！
もっと笑えるエピソード入れようよ…
モテキを水でだいぶ薄めて、ヒロインのエロさと小悪魔度を上げたような出来の悪さ。残念。
最後の海のシーンは、パルコかコミック雑誌なんか要らないのオマージュだろうか。
なんか内田裕也で同じようなのがあるのをどこかで見たような気がする。
にしても、リリーさんは相変わらず変な役。
あと、安藤サクラはやっぱり凄い。良いキャラでした。
