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ジェイソンの肖像
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『ジェイソンの肖像』に投稿された感想・評価

3.4
被写体と撮影者の力関係を問い直す試みとして理解しようにも、一切の信頼関係が断たれた前提にあっては、問い直すまでもなくカメラが勝るのだから、その当然の帰結に、というよりそれがあまりにも当然であることに、ひたすら居心地の悪さを感じた。
 ✔『ジェイソンの肖像』(3.7p)『悪魔と戦うキューバ人』(3.7p)▶️▶️

体調をこの一週間は崩してた(起きてルーチンの仕事はなんとかこなせるが、柔軟な思考·記憶回路は働かず)中、印象の強烈さだけは、(時間あれば横になってた)病人?にも植え付けた2本。『ジェイソン~』。まるでキチンと観れてないし、その語る言葉(もイメージ)も入らない·また組立て直せない。まぁ、記録対象の半世紀以上前の名うてのNYのペテン師の、語り口は引込み圧巻も、それを改めては説明しにくいキャラのスケール·はみ出し方のせいもあるが。
 フォーカスを敢えて外した、マガジンのチェンジ·チェックのスタッフの声から始まり、ピントが合ってはそのまま語り尽くさせ、中途でリールが終わり黒くなり、またボケては間に置いて始まる繰返しの作で、被写体に沿って動いたり、またオフへ外れてもその侭録音を続けてく事も普通に。ストレートな造りと言いながら、意味が直接的にはないようなズームの大きめのインとアウトが機械的に近いリズムで繰り返されたりしてるは、本作がシンプルであると同時に特異なものとの自覚の現れか。
 撮影対峙歓迎の対象者の、酩酊状態が度を越していっても構わず、寧ろそれを歓迎するような、モラルを捨てたような作る側の挑発は、相手がそれに耐え得る神経の持主と了解しているのか、或いは作る側も自分らを尋常ではないと一歩踏み越えたを覚悟してるせいか。
 正直、男娼や太鼓持ちの下地の上に、正規に働くのは拒否しての、自らの能力·ポジションを過信しての、語り部としての天職を全うする一環を披露してくれる筈の、カメラが捉える対象者が、使用人としてあちこち転々として、主人である側を自分の世界に丸め込んでの、生活のリズムの主導権を楽しみながら操ってるいくつかの破天荒で捨鉢な事例の並べから、いつしか秘めていたのか、仕えた相手の虜になっての、いま想い出すだけで、正体を無くし、裸の自分をさらけ出すケースを持ち出すに至っては、残酷を越えて、迫真という概念の、現れ方の力·それを導く鮮やかさに、かなり呆気にとられ、いや思わぬ落し所の安穏へとなる。鮮やかでもある。
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 体調の悪さは先月末の『悪魔~』の頃はっきりしたが、神父役の過剰演技が圧倒的だった以外はあまり憶えていない。しかし、シッカリ觀られてれば、普通考える、娯楽と啓蒙?両面で、本来の映画の力を今回の催しで最も強く感じさせた映画の中身が、あったろう事は分かる。長く速く·力強く巧みで流動的な、時に狂しく破天荒·狂信的に、幻想的·幻惑的·傾きながら、退きめではスタティックに、長距離横往復や巧みフットワークの、代表的なこの国スタイル+α、能動カメラ移動が休まず、入る·捉える人間の位置が嵌り、また動いては極まり続ける力感。ワンカット毎はともかく連関力は今ひとつにしても(高低の繋ぎのティルトやカッティングによる新たなうねりはあれど)、民族音楽や明暗·闇の取り入れで素晴らしい奥行きがある。いつか、しっかり観てみたい。
 17世紀からのキューバの闇の根に迫る、現地人や黒人奴隷、スペイン人らを中心とした施政者や教会勢力らが、外敵に屈してからの方向の模索の、悪魔や救済が行く末に入り混じる煩悶の奢りや躊躇い迷い。出エジプト的に多数を引連れ出る、狂信的神父の、『尼僧ヨアンナ』如きの女の性·存在力への対しや、意見を異にする勢力への律し方が、魅力も·芝居じみて無意味ダイナミック、結果変に惹かれる。対照的に、内省的不可思議世界を通過してく、貴族か何かのもう一方の主人公は人が良くも押しが弱い。物欲·金銭欲にまみれた他の権力者、取り憑かれ膨れ上がる民衆の渦巻き。多くのキャラが粗末に命を落としてくが思わぬ者が生残ってく。『神々のたそがれ(神様はつらいよ)』を彷彿させる、渾沌としたパワー·うねり。アクが強く、透明感には欠けるが、多様·多層の人間模様の、交錯と切替は一級品の味わい。過剰な激しさと波形。ごみごみ·ゴチャゴチャ、混乱にも成り切らぬ蟠りが続く。
一
-
スゲー。シャーリー・クラークというとハーレムの黒人青年を主人公にした劇映画『クール・ワールド』があるので、本作もそういった白人の側から黒人、更にはゲイ男性の生にスポットを当てる映画かと思っていたのだが、「ドキュメンタリーは格闘技である」(©️原一男)を地で行く、スリリング且つ多層的なドキュメンタリーになっていてスゴかった。本作の唯一の出演者である、詐欺師にしてナイトクラブのパフォーマー、ジェイソン・ホリデイはカメラに撮られることを喜びながら、全てがジョークであるように、露悪的に、『グレイ・ガーデンズ』のイディ母娘のように演技・パフォーマンスを繰り広げる。このホリデイのパフォーマンスが大変魅力的で、言ってしまえば単なるインタビュー映像である本作を格段に面白いものにしているのだが、それに対してクラーク側が試みるのは、ホリデイに好きなだけ酒とマリファナを与え、その虚飾を剥いでいくことだ。彼が口を濁す母親の話を何度も振り、最後には彼のこれまでの振る舞いを直接的に責め立てて罵りまでする。そのときホリデイが流す涙は果たして本物なのだろうか。チェルシー・ホテルの一室で、一人の男とカメラを向ける側の間で、ドキュメンタリーとフィクションがせめぎ合う12時間の記録。

『ジェイソンの肖像』に似ている作品

I AM NOT INVISIBLE

製作国:

上映時間:

25分
3.8

あらすじ

東南アジア最大のスラムと言われるフィリピン トンドから車で20分程度離れた、 まるで”透明”かのように無視される小さなスラムを訪れた私。 フィリピン人の祖母との対話を経て、現実との向き合い…

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