ふっくー

アリータ:バトル・エンジェルのふっくーのレビュー・感想・評価

4.1
「シン・シティ」「マチェーテキルズ」などのロバートロドリゲス、「ターミネーター」「タイタニック」などを手掛けたジェームズ・キャメロンが脚本を担当したスペシャルなタッグで描くSFバトルアクション。

予想以上に近未来映画で、予告編で気になっていたアリータの目が大きい違和感は本編を見始めると全く気になりません。
アクションシーンはカッコいい描写をスローで見せたり、アクロバティックに魅せるのはロバート・ロドリゲスらしいし、女性が主人公でとにかく強く美しく描かれているのはやはりジェームズ・キャメロンらしい。

実写とCGの融合は遂にここまで来たかと言わんばかりの自然さで、違和感がないし、モーターボールのアクションは迫力満点で、これをメインにした話で一つの映画にしても個人的に全然観れます笑。

見終わった後に知ったんですけどこれ原作が日本の話だってゆうことに驚き。すごいな。。
日本の壮大な物語を壮大な資金を使ってハリウッドが本気の映像化をしてくれるのは嬉しい限り。

富裕層が行ける上の世界ザレムの謎は結局分からずじまいのまま終わってしまい、他のハンター達のキャラが掘り下げて描かれていなかったのが、個人的に残念なところ。まぁ話が壮大すぎて2時間の映画の中に全てを詰め込むのは時間が足りなすぎるのは納得ですけど笑。
イッヌを操るハンター個人的に好きでした笑。

続編ありきの終わりであったのにもかかわらず、どうやら現実では明確な続編のお話はまだハッキリしてないようですね。
是非続編を作って完結させてほしい!!!!

気付かない人は全くスルーしてしまうくらい一瞬の登場で、たったの30秒くらいしか出てこなかった不意打ちのジェイコートニーには笑ってしまいました。
ふっくー

ふっくー