フライシャー兄弟によるフライシャー・スタジオはNYにある、元はディズニーの競争相手でもあったアニメーションスタジオです。
人間の演技をアニメーションで再現するという、ロトスコープの発明により、このインク壺の外へという作品を作ったそうです。
画用紙にペンを走らせる男。
彼はピエロの絵を描こうとしているようです。途中、彼の手を止めるようにハエがやって来ました。男はハエを追いますが・・・
映像に合わせて、オルガンで音楽を作っていきます。
出来上がったピエロはキャラクターであるココ。ココはまるで生きているかのように動きます。
そして、音楽もその動きに合わせてコミカルに奏でられるのでした。
アニメーションの動きがとてもスムーズで、アニメ何だか現実何だかわからなくなってしまうほどです。
1919年という古い古いショートフィルムですが、フライシャー・スタジオの凄い実力がわかるフィルムであると思います。
youtubeでも見られます。