このレビューはネタバレを含みます
音楽への気合いはハンパない
ブラッドリー·クーパーって音楽もできるのね。まさか曲作りまで携わってるとは…(ただし、曲に売れ線感はないかも)
ガガさんはまあ、そりゃそうよねって仕上がり。
リメイクとは知らず。全体的に音楽シーン以外が場面切り替えが多く、イマイチ作品の空気に入れないまま終わった。あまりにもパッチワーク…やはり長回しは難しかったのだろうか。
様々な場面を挿し込むことで想像して下さい、なのかもしれないけど若干委ねすぎ…?
この辺りはやっぱり監督業を専門としてない人が仕上げた作品っぽいな、と。そこまで非凡な作品とは感じず。
サム·エリオットが皮肉にも良い味出すぎてて浮いてしまう。
そして更に無茶な贅沢を言うと、見る側の更なる欲望としてはシンデレラストーリーよろしく、あわよくば作品への起用も含めて二重構造のシンデレラストーリーを期待してしまったりする。
その辺はガガさんだと「そりゃ上手いわな」で意外性無し。動員への引きは強いけども…あわよくば作品を通して新たな才能(超絶歌の上手い新人の起用)に出逢いたいとどうしても思ってしまうのよ。
この手の作品には歌姫として既に成功してる素材が絶対に必要だというワケではないってことに図らずも気付いた。