ゆん

DEVILデビル/ラマン・ラーガヴ 2.0 ~神と悪魔~のゆんのレビュー・感想・評価

3.6
妄想癖があり、行き当たりばったりで殺人を繰り返す男と、薬物中毒で破滅型の刑事の出会いを描く。

インド映画は独特のポジティブさに馴染めなかったが、見識の狭さを痛感。
物語は殺人やドラッグ、セックスをメインに描いているものの、直接的な映像は全く無いのでお子さんにも安心して観せることができるかもしれない。役者の演技やストーリーが十分グロテスクなので、直接的に描いたものに比べてインパクトが薄いということもなく、気にせず楽しむ事ができる。
インド音楽独特のゆわんゆわんした感じと陰鬱な映像世界が絶妙にマッチしているし、音楽の流れるタイミングが変すぎるのが良い不快感になっている。違和感のない音楽では太刀打ちできない魅力だ。
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