ドーナル・グリーソンのコミカルな演技の魅力を堪能する映画。それ以上を期待してはならない(笑)。
要はタイプの違うデコボコ●兄弟が意気投合でイチャイチャ、いやまさかの同棲しちゃう？的な。リアリティ番組でも「バチェラー」に出演する女性陣は実際めちゃ仲悪く険悪だけど、「バチェロレッテ」の男性陣は設定上はライバルもカメラ外ではめちゃ仲がいいそうなので、まあ世の中そういうものかもしれません。
で、本作はそんな設定の面白さが、全く活かされておらず... デコボコなコンビがお互いに影響し合って成長するようなほっこりに持っていこうとして、全然そうなってない感じにイライラ。
そもそも、ドーナル・グリーソンはヘナチョコではあるけどそれも含め魅力だし自己主張も最初からしっかりできてて特に変わる必要が何もないし、トーマス・ヘイデン・チャーチは結局最後もドーナル・グリーソンの言葉をパクっただけで、こちらも何も成長してない。
元々の夫婦の問題もセリフで単調に説明されるだけなので、「どうぞご勝手に」としか思えず。
が、ドーナル・グリーソンがとにかくおもしろく、そこだけは満足度高し！男性はとりあえずスーツでバシッと決めればそれなりに見えるという法則を見事に覆す彼😅クシャクシャの髪にしわしわ服に短パンが一番お似合い。
