【贋札作りは果たして生きるために必要なことなのか。】
○ナチスに捕らえられていた私は
●持っているスキルで雇われた。
◇偽札作りは
◆果たして生きるために必要なのか。
★名台詞
サリー『戦争は終わったよ。』
贋札作りを作らされてやっと終わったとほっとした瞬間。
ブルガー『ほら、アウシュヴィッツの番号だ。』
戦争が終わってからみんなが狂気に満ちていて仲間割れしないように必死に訴える瞬間。
《ストーリー》◎
《演技》〇
《音楽》〇
《展開》〇
《笑い》×
《感動》△
《泣》×
《ハラハラ度》△
★感想
今作は実はおくりびとの受賞の前の年にアカデミー賞の外国語映画賞に輝いている。
全編通して、主人公がどう生きてどう感じたのかを最初から通して伝えてくれた。
更に映像の撮り方が人の表情などを分かりやすくフォーカスしてくれるので、感情移入しやすかった。
友情もあり、仲間もいる中で少しずつ団結していくのが良かった。
贋札って偽札作りに必要で各方面を混乱させる為に必要なことだったんだな。
戦争は戦うことだけど情報で戦うことも必要なんだと。
ナチスを題材とした映画なんだけど、どうしてこうも惹かれるのだろうか。
分からないのだけど、多分実在の人物がどうやってホロコーストから生き残ったか、亡くなっていったのかの話を知りたいのだろうな。
僕もこういう映画を見た後にその人物がどう生きて何を伝えたかったのかを感じたいのでwikiを見るようにしている。
映画の中で感じたのは、生きるためにはどんな手段を使ってでも生きることと、生きるためには相手に肩入れしすぎることはしないということを学んだ。
どんな時でも結局は自分1人で生きなくてはならない。
そして戦争は起こしてはいけない。