ヒトラーの贋札の作品情報・感想・評価

「ヒトラーの贋札」に投稿された感想・評価

りーん

りーんの感想・評価

3.7
全ては生きるため。
強制収容所から引き抜かれ、戦争の策略に使う贋札を作ることに。
カメラワークが印象的だった。
綺麗なベッドや石鹸、食事を与えられて生活が一変し、そこに留まるために札を作る。運と力がなければ生き残れない残酷さをひしひしと感じました。
壁を貫通した外の脅威に、ここが同じ収容所内であると思い出させられた。
ずっと縞模様だったブルガーが、少し報われたようでよかった。これはアウグストさん好きになっちゃう。
サリーはきっと、お金の価値がわからなくなってしまったんだなと思った。
evane

evaneの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

こんな人達もいたんだ
やっぱ才能や技術はもってたほうがいいんだなぁ
偽札を大量製造して敵国の貨幣価値を暴落させようという実話を基にした作品です。
ポンドは成功し、実際に戦争も勝利しています。
ナチスはユダヤ人に偽札を作りをさせますが、特殊技能を持つ偽札作りのチームは厚遇され、それ以外のユダヤ人は過酷な労働後処刑されます。
偽札作りが上手くいかなくなった時の彼らの未来が見え、無言の恐怖と残酷さが伝わってきました。
仲間内で妨害があったり、話としても面白かったです。
kiko

kikoの感想・評価

3.8
ベルンハルト作戦についての概要を知ることができ良かった。収容者全員が、その日を生き延びれるかの極限の状態の中ブルガーの正義には同調出来ないな。
第二次大戦下のドイツ、実際にあった史上最大の紙幣贋造作戦「ベルンハルト作戦」

実話に基づく
ヒトラーの紙幣贋造作戦により
印刷、紙幣、画家などに精通するユダヤ人が集められ、ドイツ政府がイギリス政府の経済を混乱させるためにポンド紙幣の贋札を作らせる話

生きるために贋札を作る、拒めば親衛隊に殺される恐怖
かなりの緊迫感あり
カメラがその場にいるかのようなドキュメンタリー的

第80回アカデミー賞外国語映画賞受賞作品
戦争物はものすごく悲劇的かグロい物が多いので、あんまり観ないようにしてるけど、前々から気になっていた映画。
テレビでやってたので観ました。


贋札作戦に強制的に加担させられたユダヤ人たちの話。
あえて不適切な言葉遣いやヌード?を出したり、撮り方がブレたりドキュメントっぽくて、リアルな仕上がり。

銃殺シーンはあるものの、他のWW映画に比べると残酷なシーンもなくただ泣かせる訳でもなく、観やすかったです。



どんなに辛くても生きていなければ負けるって思いました。
がんばらないと。
くぅー

くぅーの感想・評価

3.8
原題は"The Counterfeiters"で、"偽造者"・・・ナチス・ドイツによる「ベルンハイト作戦」を題材に、強制収容所で贋札を偽造したユダヤ人の男と、その仲間を描いた実話ベースのドラマ。

変に死をちらつかせられ、死物狂いで贋札を作る偽造集団・・・作戦継続中は優遇され死なずには済むが、ナチスに戦況が有利になれば、別の収容所のユダヤ人は迫害を受ける訳で、そんな生と死の間での葛藤が見所。

ただし、約90分の長さゆえか、展開の早さと題材の重さのギャップを感じてしまい・・・もっとじっくり描いての深い余韻は欲しかったかなぁ。

しかし、最後のエピソードは印象的・・・あんな状況下を経験した上での勝ち組であるはずだが、善人とは言えない男の生きる意味とは何なのか?
人間の最大の矛盾とも言える、戦争と個人の矛盾に、遠い目になってしまった。
Nana

Nanaの感想・評価

3.5
誰も知ってる人が出ていないので、ドキュメンタリー風に見た。
ナチスが逃げた後、捕虜同士の殺し合いが始まるのかとハラハラした。
ぱなお

ぱなおの感想・評価

3.5
実際にナチスが行った贋札造り"ベルンハルト作戦"をベースにしたストーリー。強制収容所が舞台なので不条理な悲しいシーンもあるけど、映画全体的には重すぎない、思いの外観やすい作品だった。大切なものは命か正義か?この場合はどうしたって命が最優先だと思う私はブルガーにイラついてしまう。生きるために従順になって何が悪い!ソロヴィッチにあたらないでほしいo(`ω´ )o長い目で見れば、ドイツを勝たせることになってしまうというブルガーの意見もわかるが、今日一日が別れ目なんだもの。
やまだ

やまだの感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

自由に生きるユダヤ人の贋札師が戦乱に巻き込まれる。強制収容所に送られ、命と引き換えに贋札作りを強要される。ラストが切なくて儚くて忘れられない作品になった。
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