このレビューはネタバレを含みます
エイドリアン・ブロディかつ吹き替えが宮本充さんというのが観たくて鑑賞。
相変わらずエイドリアン・ブロディは顔がイイし、何を着ててもかっこいい。
宮本充さんの声もいつまでも聴きたくなるようなお声で幸せでした。
予想していたよりもちゃんとサスペンス感というか、謎を解き明かしていく感があって面白かったし、曲や演出の怪しげな雰囲気も良かったが、理解が及ばないところもあったので「う〜ん…」という感じ。理解が及ばないのは私のせいかもしれないけれど。
キャロラインの子供自体の話だが、命に関わるような状況になっても言いたくないほどの内容だったのだろうかと思った。自分が父親に毎夜されていたことや、馬を買いに行って目の前で起きたことのショッキングさはあれど、ポーターにはあんなにサラッと話してしまうほどなら話せたのでは?と思ってしまった。
それともあの回想シーンはなにかの比喩??だれか教えてください…。
それにそもそもなぜキャロラインは、ポーターに依頼したのだろうか。これもよくわからない。
私が1番モヤついているのは、映画序盤からポーターの過去の栄光的な話として登場した「あの少女」のこと。あんなに引っ張ったのだから、何か結末に影響したり、少なくともその少女について詳しい描写があったりすると思っていたら、なにもないままに終わってしまい腑に落ちなかった。あれは単なるポーターの過去の実績を伝えるためだけの話だったのかしら……?
久しぶりにサスペンス(?)/ミステリー(?)系をみたらワクワクした部分もあったから他にも観てみようかな。