22年前に起きた連続殺人事件。
犯人逮捕どころか、犯人の特定にも至らぬまま、時効を迎える。
そして、犯人を名乗る男が殺人手記とともにカメラの前に現れる。
彼は一体何者なのか...
2013年に公開されたパク・シフ主演の韓国映画「殺人の告白」を原案にした作品とのこと。
当該映画は未見だが、残虐描写が容赦無い韓国映画(特にクライム・サスペンスとか)から比べると、そこんところ少しソフトにアレンジしたのかなぁと。
まぁ、犯罪被害者家族にしてみれば、もはや法律で裁かれる事もなく、犯罪手記のサイン会とかやっちゃって、もてはやされりゃーぬっ殺したくもなるよな。
それにしても、いくらイケメンだからっつて、連続殺人犯相手にアイドルの追っ掛けさながらにキャーキャー騒ぐ奴いるか?
殺人犯もさる事ながら、コイツらのアンモラルが怖かったわ。
いくら何でも、現実にこんな騒いだり、追っ掛けとかやる奴らがいたら、周囲から白い目で見られてハブにされる憂き目にあうと日本人のモラルを信じたい...
スリリングな展開と、ミスリードを誘う演出がなかなか面白かったのだが、
後半の割と早めに「もしかして...」と予想した通りのオチだったので、少しだけガッカリ。