当たり前にある電気がある日突然なくなったら。
考えるより深刻だと改めて気づかされた。
こんなことはあり得ないと思いつつも、絶対ないとはいえない。
何もかも電気がないと動かない。動かせない。便利な世の中だけど、電気がないだけで機能しなくなる生活。
この映画を観て怖くなった。あまりにも電気に頼りすぎているなと。
あと、食べ物を粗末にしていること。
作中でまだ食べ物がある時に娘が嫌いだからと赤飯の豆を捨てるシーンがあり、でも段々と食べ物がなくなって。
当たり前にあることが当たり前じゃなくなった時に、失った物の有り難みが分かるのかも。
見栄っ張りで自信家なくせに、結局何もできない父親。
そんな父親に愛想がつきそうな妻と息子と娘。
でも色んな事を乗り越えていくうちに再生していく家族。
これから先、何があるか分からないから自活できるような知識はあった方がいいなと思いました。
いい映画でした。