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映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険のslowのレビュー・感想・評価

4.8
いつもと何かがちがう…?
進化し続けるドラえもん映画。
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『千と千尋の神隠し』の監督助手を務めた
高橋監督が監督・脚本・演出まで担当し、
ドラえもんの定番は押さえつつ、
お涙頂戴はなるべく控えめにし、
かつてない壮大なアドベンチャーと、
ミステリアスさを備えた
いつもとちがうドラえもん映画になっている。

話題になった7枚のポスターは、
本編とは違い,「泣かせる系」なのと
主題歌も泣かせにかかる歌なので、
"感動モノ"と誤解してガックシくる人が多い。

しかし、ポスターのキャッチコピーは
単に客寄せのためではなく、
ピンチを救う重要なヒントが隠れてたり、
ラストシーンの意味も含んでおり、
二重の意味が込められてあるのだ。

ひねりがある時間軸のループや、
古代都市の難しい設定…など、
内容は一度じゃ理解できない部分もあるが、
そのぶん、後味はサクッとしてるので、
「また見たいな♪」と思える軽さがある。

頭カチコチな人のレビューがやや目立つが、
壮大なスケール、大迫力の音楽など
エンタメな冒険を純粋に楽しめる人ならば
是非とも劇場で観る事をおすすめしたい♪

さいごの「一週間後…」が地味に好き(*´∀`)♪
冬の訪れを感じるたび 、
のび太達は南極の出来事を思い出すんだろうな。

「"思い出に浸る"」ってのも、
人の心が発明した立派なタイムマシンなんだと
しみじみ(*´-`)…♪

そして、本作が人生で初めての、
劇場で3回も観た作品となった…w

Blu-ray出たら、絶対買おう(*^ー^)ノ♪
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