映画の教科書！！！
「クルーレス」から「ミーンガールズ」までのハイスクールムービーを独自の視点でカテゴライズした、映画というよりも教材として機能している様な作品。
監督は若干25歳、本国イギリスの映倫に牙をむく映画評論家。
（紙での情報が無くトークショーの記憶で書いているので間違っていたらごめんちゃい）
高校という最高で最悪な、絶対絶望絶好調な青春の季節を、「自分の居場所を見つける」や「性の衝動との葛藤」みたいなティーンのお悩み全開なタイトルが付けられたチャプターを５つ程設けて映画は展開していく。
この際に持ち寄られる映画は200本ほどあるそうで、勿論日本未公開のものや今までB級だと見下し何度と無くツタヤでスルーし続けた作品もわっさわさ出てくる。
見終わった頃には必然的にフィルマークスでクリップする映画が増えますよ、映画好きのみなさん！そこのあなた！
ジョン・ヒューズを完全にスルーした選定もすごい。
監督曰く、ヒューズの作品にはマイノリティに向き合う若者の姿があまり描かれてないそうだ。
そういった軸をしっかりもっていることも、彼の紹介してくれる作品を見てみようと思う信頼感に繋がっている気がする。
とりあえずまああれだな、
映画好きな人は見て間違いないと思います！
