まりぃくりすてぃ

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だのまりぃくりすてぃのレビュー・感想・評価

2.9
頻回登場した路上歌手「Ryoko」が破壊力最高だった! 詩が原作のわりにはセリフが薄い、(姉弟みたいなウザ子とウザ郎の)真面目な“ギコチナ映画”全体はともかくとして、とにかく「Ryoko」!! 彼女が夢に出てきそう。悪夢か佳夢かはわからないけどね(笑)、大声カモン!
あと、アニメ犬んとこもよかった。意味不明ながら。
あとさ、垢抜けなさすぎのシナリオ終盤は、村上春樹にでも推敲してもらえばいい。ミエ張らないで「カレカノいない歴=年齢」の二人にした方が切実色を出せたはずよ。言葉に甘えた映画、って云われないようご注意。まだまだ幸せにならなくていいから………何かの政治デモにでも行ってきなよ、お二人。誘ってくれれば後ろからついていってあげるよ。「あんたたちうるさい」ってツッコミ入れながらね。
それと、新宿渋谷じゃなく中野荻窪高円寺を舞台にした方が褒められやすいと思う。それがイヤなら札幌か福岡にしちゃえ。