とても良い映画だった！
1960年代にアメリカ人で初めて地球周回軌道を飛行した宇宙飛行士を影で支えた、実在したNASAの3人の黒人女性スタッフを描いた人間ドラマ。
NASAでさえ、まだあの時代に黒人差別があったのかということにまず驚き。
黒人差別というか、「別に嫌ったりしてないけどそれが普通だよね」という〝悪気のない〟ステレオタイプな習慣がよりリアルに感じられた。
※後で調べたら多少映画では誇張してるところもあるみたいですが。
才覚・努力・品格を兼ね備えた女性3人の前向きな働きぶりが物凄くかっこよかった！
明らかに不当且つ不利な環境なのに、常にそれを上回る努力で誇り高く仕事に邁進する姿に何度も胸が熱くなった。
名言もたくさん！
キルスティン・ダンスト（すっかりお局女優…！）演じる白人上司に、
「私はあなたに偏見持ってないわ」
と声を掛けられた後のオクタヴィア・スペンサーの返しには唸る部分がありました。
あと上司役のケヴィン・コスナーがハンマーでぶっ壊すシーンが最高によかった！
（ちょっとお腹の出具合が気になったけど笑）
良いものは良い、悪いものは悪い。
まだまだ努力が足りていないのに文句ばかりの自分が恥ずかしい。
