MANA

BLEACHのMANAのレビュー・感想・評価

BLEACH(2018年製作の映画)
2.5
The death and the strawberry

週刊少年ジャンプで連載していた、今は社会人であろうかつてのあらゆる少年少女たちを虜にした、厨二心を大変くすぐる死神と虚の戦いを描いた漫画実写映画。

序盤はストーリー自体や設定はほぼ一巻からの準拠でよかったのに、ヤンキー隊(あ、六番隊のことです)出てくるの早いし、白哉に至ってはなんか…コメントしづらいし……笑
全体的にコスプレ感の否めない映画となっていて残念だった。


オタクの愚痴:
あ〜〜〜惜しい。ほんとに惜しい。
個人的見解で、近年成功例が多いなと感じていた漫画の実写化ブームな今だけに拭えないコケた感。

BLEACHってキャラが大事なのよ!
(全実写化作品に言える。でも漫画の実写化はキャラとキャストが限りなく"一致"してるかどうかだと私は強く思ってる)

ってことは、かつて人気を誇った漫画しかもジャンプの実写という大変高い壁を登るにはキャスト、いかにキャストがキャラに合ってるか(ファンが「もうこの人しかこのキャラできないわ」的な認識)が最重要課題なわけで、主人公をまさかまさかの福士蒼汰。
……いや、顔良しとしてキャラとキャストのイメージが合わなさすぎ!!!!!!!

一護:福士蒼汰……なんか違う!!(演技がまぁ下手なんよ〜〜〜笑)
一心:江口洋介。もっとゴリラ!!
真咲:長澤まさみ。もったいねえ!!
夏梨:もっとボーイッシュだよ……
ルキア:杉咲花。花ちゃんはいい、いいとして、髪結ぶな〜〜〜〜〜〜〜〜外見の特徴が全部死んでる!!!死神だけに?!
織姫:………巨乳……じゃない……(涙)全然イメージと違う…これはなかなか酷い。しかもそこまでルキアに敵意むき出しじゃないから……
石田:吉沢亮。イケメンすぎ。石田こんなイケメンじゃないよ。(偏見)

強いてマシなのは浦原さんかな…
ギリ及第点ということで…
(ファンは怒りそう)

…まぁかといって代案が提供できないし、キャストの全てをイメージに合った人にするのは難しいことくらいはわかってるつもり。なので、つまり、これは私にとって微妙な評価となる実写化であり、BLEACHは(ていうかジャンプ系は)実写化しないほうが得策という結論に至るわけです毎度のごとく。

同じジャンプでも、『るろうに剣心』『銀魂』はよかった…
キャラとキャストが今でも結びつくし、もう銀さんやるなら小栗だわ、みたいな感じが超ある。(※ボキャ貧)
なんでだろう?なんで同じジャンプアクション少年漫画の実写化にこんなに差が出るの?え?なんで?論文書こうかな?

万万万が一、続編出るとして、やるなら徹底的にせえよ!(かつてのファンからの叫び)
個人的にはアランカル編がいいっす!(長いから絶対やらんな!)

あと!
お遊戯会のような各備品!!!
特に一護の斬魄刀!!
見てられないくらいハリボテやないかい!!!!
MANA

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