このレビューはネタバレを含みます
tohoシネマズで随分と推してたのは知ってた。
「えー!ゴジラって言ってもアニメなんて、シンゴジラ観てんだから、リアリティに欠けるんじゃ?」と懐疑的だった。
結果、良かった!怪獣達、特にゴジラに蹂躙されて地球を離脱して20年後。その間、ウラシマ効果で地球時間は2万年経ってる、という設定。
アニメながら、人間の動きはとてもリアルで、乗り物や宇宙服の傷がついてるところなど、スターウォーズを思い起こさせる。
主役のゴジラの造形は、ギャレス版ゴジラに似ていて、この物語には、こっちの方がピッタリ当てはまる。迫力あるもん。
人間側の主人公ハルオもよく描けているのだが、ゴジラ殲滅の理論が難しい。上映前に後ろの席で散々色んな映画のトレーラーにコメントし、ゴジラのウンチクを語っていた小学生は開始1分で沈黙。子供には、まぁ難解だろうな。観客の対象をどうしていたのか?
なんやかんや、人間側が勝利を得た、と思ったらまさかの絶望感。そして、エンドロール後の次回作を期待させる作り。
流石はまどマギの虚淵玄の脚本。
来年の5月かぁ。観に行ってるんだろうな。