エイデン

クラウンタウンのエイデンのレビュー・感想・評価

クラウンタウン(2016年製作の映画)
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ストロート家の子ども達リッキーとメーガンの世話をしていたシッターのジャミーは、2人から行方不明となった前のシッター ケイトリンの話を聞いていた
その夜 子ども達を寝かしつけたジャミーは、出かけていたストロート氏から、列車が事故を起こし帰宅が遅くなると連絡を受ける
テレビでもその様子は報道され、事故の影響で山火事まで発生し近くの町“クリントン”は大変な騒ぎとなっていた
そのまま休む準備をしていたジャミーは、ベッドの下でケイトリンのものと思しきネックレスを拾う
すると不気味な物音が聞こえ、気付くとピエロの格好をしたリッキーが佇んでいた
リッキーは2階へと駆け上がり、追い掛けていったジャミーだったが見失ってしまい、更に寝室にメーガンの姿も無いことに気が付く
2人を探して家中を探索していたジャミーは、突然 何者かに包丁で腹部を切りつけられて死んでしまうのだった
それから15年後、オハイオにあるダイナーに、コロンバスのコンサートへ向かう2組のカップルが訪れる
トイレに立ったブラッドは、恋人のサラにプロポーズをするつもりだと親友のマイクに明かす
一方のマイクは自由人で、恋人ジルとは結婚の予定もなかった
4人が店員に近道を尋ねていると、怪しげな男がそれに答える
しかしその男がサラの胸を盗み見ていたことに気付いたブラッドが割って入り、保安官がその場を収める
保安官に小さな町をいくつか抜けていく近道を教えてもらい、改めて出発した4人だったが、しばらくしてジルがダイナーに携帯を忘れてきたと騒ぎ出す
時間的に引き返すわけにもいかず、ダイナーで取っておいてもらい帰りに寄ろうという話にまとまるのだった
そのため携帯に電話をしてみたところ男が出るも、その男は今から携帯を届けに行くと言う
仕方なく一行は男に指定された町クリントンへとやって来るが・・・



若者達がキラークラウン軍団に襲われるスリラー映画

若者達が迷い込んだのは、偶然にもキラークラウン軍団に支配された街だった
そんなことある?
一応 「真実に着想を得た物語」と題されているものの、元になったのは道化師の扮装したやつが武装して徘徊してた事件とからしい

元祖のジョン・ゲイシー以降、ホラー映画界でも猛威を振るったキラークラウンてんこ盛り映画
期待してるほどの血みどろ要素に恵まれていなかったり、何でこんなことになってるのか明かされる理由すらボヤッとしてたりと減点要素もかなり多い
一方で多彩なヤバ道化師で楽しませてくれたり、攫われた恋人を助けるために男になる主人公がカッコ良かったりと小さな加点もある

気付いている人は気付いてそうだけど、構成もろもろがほぼ『サランドラ』という、カルトチックな作りの作品
世の中ピエロ恐怖症みたいなものもあるけど、こういうキラークラウン系が好きな人にはひと山分見られるのでオススメ
ちなみに私は好きです
エイデン

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