Otun

アシュラのOtunのレビュー・感想・評価

アシュラ(2016年製作の映画)
4.3
いわゆる韓国ノワールと言われている映画は、昨年は本当に傑作ラッシュでした。
パクチャヌクの『お嬢さん』で女性の執念のおどろおどろしさに仰天し、
ナホンジン作品『コクソン』を観たときなんかは、その破天荒さに、私、以降社会生活に支障をきたすほどに打ちのめされ失禁したものでした。
当時、その上記2本と肩を並べ評判だった今作。あれから、時間も経ち、心の余裕も生まれたので取りこぼしを回収するべく鑑賞『アシュラ』。

クソ圧 倒 的!!!!
もー、クソ圧倒的と言うのが一番。もしくは、クソむちゃくちゃ、クソむちゃくちゃ過ぎて笑う。
出てくる登場人物、悪い奴ばっか笑。クソ野郎ばっか笑。クソ共のそのクソ利己主義。
クソ共のやけくそ。ギンギンにアクセルを踏んだクソ行動。そのクソ末路。

中でも市長役のファンジョンミン!
このクソ市長のクソっぷりがクソ素晴らしいっ。もはや、クソ王笑。
コクソンでの霊媒師の狂気の舞いも笑えたけど、今回の市長もクソで最高でした。

あー、本当に最高に胸クソ悪い、最高のクソ映画でした。
が、クソ傑作!!


関係ありませんが、最後は美輪明宏さんの有難いお言葉で締めたいと思います。

個人の知性も感性も教養も人柄も何もかもが言葉に集約されるのです。
ですから、大切なのは、美しい丁寧な素敵な言葉を選び、豊かな人柄に相応しい言葉遣いをする、そうするうちに自然とそれに似合う自分になれることです。


有難いお言葉です。クソ肝に命じます。