世の中には、自身の主張を否定される事で異常なまでに反撃に出る人がいる。
たとえ、その主張ないし論拠が間違っていることを数々の史実と検証により、ネオンサインのように明らかにされても、である。
一体、何をどうしたらそーゆー思考回路になるのか全く理解不能だが、
今作は、そんな狂犬に絡まれたユダヤ人の歴史学者の実話。
人がそれぞれ何を信じ、どのように表現するのは自由だと思うが、事実を歪曲ないし認めない姿勢はいかがなものかと思う。
緊迫感溢れる法廷シーンと、ユダヤ人歴史学者側の頭脳明晰な弁護団のカッコよさに引き込まれた。
