原作既読。絶対に映画館で観れないヤツ。
案の定…瞼が開かない(´;ω;`)
最後とか、インサイドヘッドでは『総員!耐衝撃姿勢!』って防御姿勢をとってたけど、私の精神防壁を紙切れ同然に突き抜けてきたわー…
轟沈です_:(´ཀ`」 ∠):
『Le Petit Prince』を下敷きにしてあるのが随所に感じられる作品なのでそちらを未読の方は、読んでから再見して欲しい…哲学的な文学童話です✨
Il est très simple :
on ne voit bien qu’avec le coeur.
L’essentiel est invisible pour les yeux.
ー とても簡単なこと。
心で見なくてはよく見えない。
いちばん大事なことは、目には見えない。
冒頭にあったのは、この言葉。
文字をなぞるだけだった『僕』の言葉。
『君』との想い出を振り返る事で、その言葉に魂が宿った…そういう物語。
星の王子さまの中で印象に残る言葉を思い返しながら観ると…ひとつひとつのシーンの輝きが増すような気がします。
かけがえない瞬間。
たとえそれが目の前にあったとしても、『心』が無ければ簡単に無価値になる。
たとえ目の前に無かったとしても…
『心』があれば、眩い輝きを放つ。
難病ものは何度も観てきたし情緒的なストーリーってのは同じで…でも、今作は星の王子さまの寓話性を借りる事でファンタジーなテイストが漂っていて、優しいタッチの映像と素晴らしくマッチしていた。ずっと観ていたくなる。
関係の築き方とかが微笑ましくて、感傷をくすぐられました。行き詰まった悲壮感だとかを押し出されると…素直に心が解放できなくなるからね。
星の王子さまから、キツネの言葉を抜粋ー
おれの目から見ると、あんたはまだ、ほかの十万もの男の子とべつに変わりない男の子なのさ。だからおれは、あんたがいなくたっていいんだ。あんたもやっぱりおれがいなくたっていいんだ。
だけど、あんたがおれと仲良くなると、おれたちはもうお互いに離れられなくなるよ。あんたはおれにとって、この世でたったひとりの人になるし、おれはあんたにとって、かけがえのないものになるんだよ。
ー
いつもは考えもしない。
でも、街行く人たちを見て考えてみた…
どこかに向かう為に歩いてる人。
誰かを待ってる人。
たくさんの人で溢れてる。
誰も、私にとって特別な人じゃない。
でも…
きっと誰かの特別な人。
きっと私も、そうなんだな…って。
ー とても簡単なこと。
心で見なくてはよく見えない。
いちばん大事なことは、目には見えない。
本当に…そうだなって、思い知る。
世界がほんの少し、あたたかく見える。
君の膵臓を食べたい。
教えてもらった、友達になる為の言葉も…
とてもシンプルなんだけど、同じ意味。
特別じゃない人の中から、一歩進み出る為の…小さなキッカケになる言葉。
ほんのりと、乙女心も見え隠れ…
そこがもう…ガクブルするぐらい泣ける。
いじましいんだもん!
でも、挙式前に泣ける手紙渡すんじゃありません!メイクどうすんのよ!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
まぁ、許すけど…(´;ω;`)
浜辺美波ちゃん、綺麗になったなー。
スッと入ってくる声。天賦の才だね。
桜良のイメージにピッタリでした✨
観る前には、メイク落としを忘れずに(笑)
あと箱ティッシュね。