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桜の国
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『桜の国』に投稿された感想・評価

✔️🔸『櫻の國』(4.3)🔸『兵六夢物語』(3 .4)▶️▶️ 

 日中戦争時の、日本本位、他者自己都合解釈の、典型的映画で、いい気なものだ、という見方は、ごく一部の本質。
 『櫻~』。この映画を初めて観たのは30年近く前だが未だに、松竹大船を支えた小山と村山みたいな、二大エース木下と渋谷、その後者の最高傑作は、この『櫻の國』と、同じ時に観た『或る女』だと思い続けてる。戦後も素晴らしい傑作が多いが、韜晦趣味が微細高度に働き、味わいは確かめながら、ということに突き当たる。その点、戦前の2作は、素直に才能と方向が淀みなく感じられ、圧倒的作家スケールを感じる。同時期に上映された『母と子』(『南風』は何年か後だったか)について、故・西さんが小津に似てるね、と仰ってたが、この2本は周りのフォーマルさから抜け出て自由でより高い次元で、映画の未来と無いかもの形を模索してる。その中からだこそ、笠のフランクで意識しない含蓄のある受け答え、そして「それじゃわたしが可愛そう」やそれ系乱発の、戦後の毅然さが崩れと同質化の桃井・秋吉時代の主体はっきりしないのを先取りもする、毅然で締めながら自分の本意を裏切れない、だらしなさへ自覚なく向かう人間本来のあり方の、繰り返し動作いつしか、が常に新鮮かつ愛おしい水戸。それに対し、含み少なくあっさり見棄てるように自然遠ざかったり、また、事態を変え得る新たな現実に、忌憚なく濁りなく再会に行き、現実に積極へ向かわせるはたらきを続け、それが互いの位置等考慮になく、その脇道ない最良最善を疑わず、遂には、肩辺りをこっそり大胆に揉み、相手の膝を何度もバンバン叩き奮迅を促す、高峰の姿勢・行動・表情・機転の、個を流れで超え同時にその無意識本来を究めた、奇跡の流れへの行き着き。映画の現実と虚構を越えたスポンタニティそのものの表現に届く。
 端正というには、日本間の見えない区切りを溶かし、より広い意識の端正を確かめ形づくるかのように、正対切返しの中に固まらず、斜めめに柔らかく切り返すか、動きながらのそれに交差の瞬間に、90°変の顔ずや素早いどんでんを挟んだり、その要領で各日本間や縁側・玄関らを無形に繋げ伸ばすような、それは屋外浜辺も同じで、縦や横の長め移動も挟まり、縦の構図やローめのあくまで孤立はない図も活き溶け込んで、厳密という程隙見せずはなく、機転流麗というほどエゴや個性に接近は無縁の、唯一無二のタッチが繋がり、水戸や高峰、男らも表情と身体の動きが互いを裏切らない、人間の素直な生と配慮の露呈が自然に続く稀有の空間とそこで呼吸を停めない者ら、が定着されてく。
 北京に、対中国の民に日本の誠実を届けたい、物資だけでなく、強制にもなりかねない、しかし他意の無さはそれを誤らせない筈、を信じ、自ら行動する(軍属として組織の最先端へ)青年。妾の子が引き取られての所在なさから、というより、知り合いを頼っての東京から移った、中国の大学での空気への得難い親しみと、その嘗ての学友が離れ対立する場へ移らんとしてる不条理に対する、引戻しの使命感とやりがいの突き動かし、が強まるばかり。その彼を東京から北京に、訪ねてきたのは、家族を失い伯母のうちに引き取られ、馴染みきって、彼とも兄妹如く暮らしてきた従妹。彼が婚約までした彼女の親友に、彼が積極性を最近見せてこないことへの、先回り確認の為。そこまで親友の為に動くのは、彼女も彼に心の底では、と不在の青年の代わりに会った、中国での青年の身元引き受けの元より懇意の親中家。彼女が帰った後も、親中家は、青年に手紙をもっとまめにと促し、活動中再度身体を痛め療養に入った彼に、自分の仕事に付いて、帰省を薦め取り付ける。その手紙は実家には着いたが、婚約者には届かず、母と2人暮しの彼女はせっつかれる何かにイラつき、母の薦める人との縁談に当て付けのように傾く。その主体無さに2人を取り持ってきたヒロインは、毅然と匙を投げる。運良くか、婚約者に、結婚の相手に隠し子があったとの伝え、婚約者がいきなり訪ね来たが続く。しかし、断ってもいいの話に逆に反発し進んで受ける、またそれから反転して家出を、従妹の強引誘導で思わぬ尋ねきた青年。が、中国での優先が増す仕事、彼女の母が彼からの結婚申し込みの手紙を隠してたこと、(そして知らない子までが既にいるを敢えて受けた新結婚話)に、天命のより広さと厳粛さを感じ、そのまま進めるがよしを告げる。自分の立つ瀬の無さを嘆く女だが、式を経て、親友の来訪に、前から決まってたような家庭の幸せ、夫が言った珍しい女の不変の友情の存在を語る。親中家から、改めて血の繋がらないいとこ同士の結婚話が上がりだした頃、彼女は全てに責任も期待果たしに、変わらず無関心で無心に飛び回ってる(気づくまいと、将来気づこうと)。
 式の前にも少し、また、終盤はゴソッて抜けてる。無理して観たい気もそうない、どう転ぼうと、期待を裏切ろうと、そんなに驚かされはしない気もする。まぁ、半世紀近く前に、エピローグが付いたばかりに高まってたのにガクッと評価が下がった『未完成交響楽祭』『アメリカングラフィティ』『ジーザスクライストスーパースター』らの例もないことはないが。シーンの変調や対比がありそうで、端から全て波乱の芽吹きを含み済みで、只より可視に流れてくだけで、基本映画のスケールやキレは二の次の、木下の派手よりも不思議な途切れない一幕ものが渋谷映画と考えれば。ブレッソンより、確信犯なのだ。しかもここでは毒を敢えて投じない、それを無意味化するのだ。映画に惰しない、真の描写表現が、そこまでであろうと、誠実に実現され、また縛られず、人と運命に挑みまた従おうと、ナチュラルを歩んでってる。昔も今も最高の映画に目を洗われる。
 高峰=水戸コンビは、『暖流』からかなり乱発されたのか。只、恋の成就の成否はいつもと逆になってる。それにしても、今の映画よりナチュラルで、隠れた気品が刻みを付けてく、変わらぬ凄さ。
………………………………………………
 『兵六~』。青柳の方は時節柄のあまり変化やユーモアのない、剛球ストレートものだな、と観てく。幕末の薩摩、いまも続く示現流の伝統の真っ只中に、大石内蔵助の子孫が何故か名門でもあっていた。エノケンが扮してるので身体のサイズに併せ、工夫やかわし技でのしあがっててくタイプかと思うと、うっかり屋で、情けや儀礼より勝ちせっかちが優先の、ひたすら強くなるだけに打ち込むタイプ。タッチも示現流の左右に祓っては突き進む猛進に併せ、その全体、その進行に併せてのフォロー、本人や脇の者のしっかりアップと意気や伺い押さえのしっかり正攻法、過ぎ。
 と思ってると、やり過ぎのペナルティや母子家庭の母の戒めで、所縁ある寺への手紙届けへ正体なく、旅立つと、同じ未熟で現実にも知り合い娘に化けての戸惑い含みか、三ツ目の巨人扮しか、逆に木の祠の小人扮し、嘘か真か事態に応援の馴染みの現れに戸惑い、彼が対する雲の怪物のくねりと人間の形見え、茶屋に来てまでそこの娘らに化かされ、バークレー・ミュージカルのスケールや真俯瞰図形群美に惑わされ、着いた筈の肝心の和尚も怪物、らの狐の化かし多様形に遭遇し、翻弄され、手紙を失い戻る優先の確認、母らの大事を、再確認してく、うねりに馬鹿馬鹿しさより、イマジネーション自体の魅惑世界へ。秀子や霧立も前後半跨いで力演。いつしか気がつくと、本当の和尚の所迄たどり着き、務めを果たしてて、和尚にも「腹と心が出来上がった」と評価される。程なく倒幕へか、出陣、友らと先頭を切る。
 殊更単純で勇ましいタッチは、この円谷特撮の本格浮き上がらぬ重さと細部凄み、不思議なリアリティの、傘の左右振りと切返しやバークレーの対称性、大小人間への潜り触れ方の作り込み、マスクの変化力、らを可笑しさ突き抜ける見事悪夢感のまろやか現出、その豊かさと力の、本源的この作家のてらいのない、現出実現形の、滅多ないチャンスの為のベースと分かってく。
#117 返還映画大会
フィルセンにしては珍しくオンボロフィルムで、特に雑音がひどく、また、ラストにかなり大きな欠落があるので、なんともいえないのだが、意外や百合映画で、なかなか楽しめた。
とにかく三枝子の美貌とスタイルが抜群で、彼女を見ているだけでワクワクする。
上原のイケメンぶりも気持ち悪いほど。
お光も背丈があって白衣姿がかっこいい。
明確な国策宣撫映画なのだが、支那ロケも多く、興味深い画面が多い。
しかし、いったいどんなラストだったのだろうか。
あのあと、どんでん返し的な展開が、あったのだろうか。

『桜の国』に似ている作品

続 雷電

製作国:

上映時間:

81分
3.5

あらすじ

太郎吉は、おきんとの心中しようとするが、そこに現れた狂歌師として名高い太田蜀山人によって助けられる。おきんは本田中務大輔から蜀山人がもらい受けることになり、太郎吉は立派な関取になるまでは、…

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