
グレーのスーツ、地味なネクタイ、きっちりと整えられた髪。よく独り言を呟く神経質な男、田中。一見普通に見えるが、職業は大村組幹部というヤクザ者。時には素人をいたぶり、ケチな取り立てなど、若い衆がやるような仕事もこなす日々。独身だが、自分の情婦・芳江に素人娘を高級娼婦へと育てあげるようなことまでさせている。大村組の若頭でありながら、組長に疎んじられている田中は、危険な仕事ばかり回される日々に、苛立ちを募らせていた。そんなある日、組長の大村は、田中に新しい組を作れと命令する。上納金だけ絞り取り、跡目は若い倉内に継がせようとしていることを察する田中。もがき苦しみながら極道という修羅場をしたたかに生き抜こうと、田中は野心を燃やす――――。
東日本1都1道12県のヤクザ組織を一本化した連合体・松若組。その執行部は己の利益のために暴走し腐りきっていた。それを憂いた松若組若頭・辰巳会々長・林(小沢和義)は、辰巳会若頭・台道(波岡一…
>>続きを読む刑務所から出所して東京に戻ってきた半グレの石神武司は、以前から得意だった個人情報の「名簿」を元手に、詐欺用の名簿ビジネスを再開する。広告代理店から引き出した顧客情報や韓国人の友人・ジュンギ…
>>続きを読む戦後の広島。田山仁(小沢仁志)は6年の服役後、「第二次広島抗争」を集結させる立役者となる。広島やくざ社会において田山の名前を絶対的なものにしていった。田山が鳳政会二代目理事長に就任したこと…
>>続きを読む華やかな色町で、可憐に咲いた遊女の生き様 江戸時代末期、新吉原。 囚われの身から間もなく解放されようとした人気女郎・朝霧は、 縁日で半次郎という青年に出会う。 その出会いが、彼女の…
>>続きを読む飛桜会々長・吉町(白竜)は昭和30年代に当時の会長・谷山(清水宏)のもとで博徒として、男として修行していた。吉町は着々と任侠道を邁進して行った。そんなある日、飛桜会の賭博場に現れた音松小次…
>>続きを読む川谷組のさらなる勢力の拡大のために津浪(白竜)は、対立する沖田連合の大阪進出を阻むべく、日々奔走していた。そんな折、津浪が以前壊滅に追い込んだ堀田一家の残党が川谷組の若中たちを射殺したこと…
>>続きを読む暴力的なもうひとりの人格・松夫に悩まされている鶴丸杉夫は、丹義会の組員である松夫に引きずられ、自らもシノギをこなす日々を送っていた。ある日、丹義会が美人演歌歌手・高いづみのショーを仕切るこ…
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