秋吉さんは兎に角、脱ぎっぷりのいい女優さん。
本作品はやたらと濡れ場が多く、濡れ場が多ければ多いほど、ラストの悲話が盛り上がる。
ショーケンさん、丹羽哲郎さん、津川雅彦さんも、もうこの世には居ない…
夜汽車で産まれた、『ツユコ』の妹、『サトコ』。最後は、生まれ故郷とも言える、夜汽車に、乗りたいと、願いながら死ぬ。『ツユコ』と『サトコ』姉妹は、2人共、『マサ』を愛した。『マサ』は、ヤクザの息子だが…
>>続きを読む決定的に暗い誰もが不幸せに死んでいく地獄のストーリーであった。でも女優さんの美しさと演技力に引き込まれて最後までおもしろかった。主人公だけでも幸せになって欲しかったが、満州にて敗戦後消息不明。実話を…
>>続きを読むネタバレ
一人の男と姉妹を軸とした壮大な悲哀劇
あらすじからはドロドロネチョネチョの色恋沙汰しかイメージできずそれだけでゲソゲソ状態だが、入りの気分がネガなほど予想外にいい作品だと嬉しくなるという…
十朱幸代と秋吉久美子がなかなか美しいと思いました。戦時中が舞台の映画だったかな?雰囲気はないですね。あまり好きな雰囲気じゃないです。汽車のシーンは少ないですが、実は俺、汽車や電車があまり好きではあり…
>>続きを読むこの頃の女優はみんな濡れ場シーンでおっぱい全開だよね。
テレビ放送の時もカットしないし。
今は放映権で金を回収しようとするから、表現方法も変わっちゃう。
昔の女優さんは今の女優と比べて覚悟が違ったん…
両親とも死に別れ、たった一人の妹のため、芸者として体を張って生きていく天涯孤独の露子。
露子と里子姉妹とやくざの息子を中心に展開していく。
夜汽車(黒くてドシッとした蒸気機関車)の姿ともの悲しい汽笛…
80年代東映によくある、とりあえず女優を脱がして喚かせ、後はやくざ映画の文法で誤魔化す大味な文芸モドキ。
ショーケンがいかにもな淫蕩男を演じるが、ヒモ男ではなく侠客然として描かれているのが中途半端。…
他の宮尾登美子原作映画『鬼龍院花子の生涯』『陽暉楼』…等に比べて地味な印象だ。
監督もカメラも一流で、キャストも豪華なのに何故だろう? クライマックスが地味なのか?
妹・里子のためだけに芸妓として…