やまぞう

タリーと私の秘密の時間のやまぞうのレビュー・感想・評価

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)
4.0
幼い子供2人を抱え、さらにもう1人生まれ。
夜は泣く赤子をあやし、お乳を与え、
昼は子供を学校へ送り迎えし、家事をこなす。
ダンナは、ちっとは子供の面倒見てくれるケド、基本的には仕事と寝る前のゾンビ殺し(ゲーム)優先だし、
少し問題を抱えてる幼い息子はちょっとした事で泣き叫ぶし、
娘には「ママ...その身体どうしたの!」
と、驚愕されるし。
どうしたのって、オメーら産んで育児と家事のストレスでこんな体型になったんじゃ!!
と、叫びたくなるのをガマンして、完璧な母親&妻として、頑張らなくちゃ、もっと頑張らなくちゃと念仏のように心で唱える主婦マーロ。

しかし、人間の体力と精神力には常に限界があるのだからして、
ヘロヘロに疲れ果てたマーロは、周りの勧めもあり、ついに夜だけのベビーシッターを雇うことにするのだが...

現れたのはタリーと名乗る若い女性。
どう見ても20代半ばくらいだけど、赤ん坊の世話だけでなく家事も完璧。
生活に疲れ果てたマーロの気持ちもケアしてくれるし、カユイところに手が届く奇跡のようなベビーシッターなのだ。

そんなタリーのおかげで、徐々に元気を取り戻してゆくマーロ。

果たして、タリーは何者なのか...

途中ちょっと予測に反して混乱するところもあったけど、意外な展開でビックリしたり、結構面白かった。

今作の役作りで激太りしたシャーリーズ・セロンの体型に、娘同様驚愕した。
意図的にあれだけ太るのも大変だし、元に戻すのも大変だろう。

まぁ、「モンスター」でもやってるけど。

シャーリーズ・セロン恐るべし。
やまぞう

やまぞう