原題、青梅竹馬。
何の事だろうと思ったら
幼馴染のことだった。
幼馴染の男女が
緩やかに時間を共にし、
結婚するような
しないような。グダグタ。
この街のような姿。
あの頃、輝いて見えたもの。
今、目の前にあるもの。
いやもうそれが現実だもの。
取り巻く状況が痛ましい物語。
キリキリとしたやるせない感と
風景に対するノスタルジー。
砂っぽくスタイリッシュ。
この切り口は
ヤン監督の持ち味だなぁって思う。
ホウシャオエン監督が時折、
足の短い時任三郎に見えるのは
絶対気のせいだと思う。
(ごめんなさい)