中華流男祭りはどうやったってオモロい。
てんこ盛りってほどうるさくないけども、やれる限りはやり尽くすガテン系アクションでした。
ポスターからして誘ってやがる匂いがして観てみたらやっぱり期待は裏切らなかったです。展開が早いのは多分慣れ不慣れあるでしょうが、”いや、ウチはここで勝負してますから” っていう やるとこをちゃんとやってるので潔さを感じます。
キャラ濃すぎて 台詞回し含めマンガ調に進むので楽しいです。
…が、けっこうグロかったり 色んな意味で重いシーン(子供を子供扱いしない)とこもありショックを感じました。
こういったバランス感でしっかり構築されていると、”やっぱり敵は悪い、倒せ!!” と感情を昂ぶらせてくれる訳です。
『疾風スプリンター』は観て無かったんですが、鬼監督と言われる所以が少し分かる程、俳優に身体を張らせます…
『アシュラ』みたいなカーチェイスシーンのカメラワークがあり、アシュラと違ってゴリゴリに人工的ですが鳥肌立ちました。
『エクスペンダブルズ』とか『ネイビーシールズ』好きだったら余裕で楽しめます。
ただ、もう少し状況説明とサスペンスシーンを丁寧にして頂ければより良い物になったかなと感じました。ジャンルは違いますが、今年No. 1と思われる『ドラゴン・マッハ』はやはりかなり丁寧でしたね 笑。