Shintaro

ジョン・ウィック:パラベラムのShintaroのレビュー・感想・評価

4.5
半端ない、、
最初から全力すぎてこっちも息があがりますわ、、

チャプター3まで来ると、
そろそろ限界かな〜、もうネタ無いかな〜、
とか不安もあったんですけど、まぁ作り手からしたら美味しい客ですよね、
全部裏切られましたよ笑

ガンアクションもさることながら、今作ではもっと格闘術がフューチャーされてて熱い!
話的にも、前回いよいよウィックが潰されるぞ!っていうとこで終わってるので、
初っ端から、敵が本気中の本気で襲って来ます。
追放の刻限まで、じわじわと狙いを定めてくる影たちの描写も本当に上手い。
今作最初の武器が“本”という…。

他のアクション映画からのオマージュが見れて面白かった。
自分が気付けたとこで言えば、“悪女”を彷彿とさせるバイク&ソードのシーン。
かなり忠実に再現されてましたね!
キアヌのバイク好きも相まって気合の入ったシーンでしたね。
あらゆるアクション映画の要素を含んだ作り手の愛が素人目にもよく分かります。

ホテルの防衛線時に“四季”が流れる辺りも何かのオマージュなのか?
そのシーンただただ感動して震えてました、、
お前も戦ってくれんの⁉︎ みたいなちょっとしたサービスもありがたい。

新キャラにもちゃんと役割と見せ場を与える抜かりの無さ。
ハル・ベリーの動き、流石としか言えない。

ローレンス・フィッシュバーンは、何と無く自分の中でネタキャラなんで、ラストシーンで復活はありがたかった。

ヘンテコ日本描写も、今作なら全然許せる。
あのオッさんの日本語頑張ってない(いや、頑張ってる?)感や、目力は良かった。

勿論お話に、多少の疑問点や、世界観を少し広げ過ぎじゃないか?という感想も抱きましたが、アクションとアクションを繋いでいくテンポの良さと構図の取り方などは一級品。

誰しもに一度は楽しんで欲しい、絶対楽しめる作品ではないでしょうか?
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