わたがし

最も危険な遊戯のわたがしのレビュー・感想・評価

最も危険な遊戯(1978年製作の映画)
-
 この時代の「クソイケてる男」像の濃縮還元映像。女にちょっと弱くて、普段は無気力にヘラヘラ煙草吸って、でも仕事ははちゃめちゃクールにこなすという(そしてそういう男性像を描くために犠牲になる女性の人権)
 中盤の精神病院みたいなとこでの皆殺しワンカットシーン、シリアスにしようとしてるのかコメディにしようとしてるのか微妙な間合いとテンションですごく新鮮なものを観た。そしてクライマックスで敵の車を(バイクとか車掻っ払わずに)延々走って追いかける松田優作でまたシリアス&コメディの間、かっこいいけど変な映画だった
わたがし

わたがし