どこがどう覆面バンドなのか説明して欲しいくらい顔隠れてない!
「声を聴いた瞬間に分かったよ、あれはニノの歌声だって…」って
いや、顔見た瞬間に分かるわ!一応隠せてる設定なんかこれ!
あれか?スーパーマンがメガネだけで正体ごまかし切ってるみたいなもんか。
話の筋は結構面白いと思ったんやけど、後半になるにつれ三角関係がダルダルなってくるのがツラい。
はよライブやれよ、いつまで色恋沙汰やっとんねんって思った。
この映画観て一番思ったのは、なんか、原作漫画の中の名シーンを羅列した感じがするって事。
良いシーンばっか繋げるからその感情に至るまでのあらゆる情緒が足りない!
助走付けずにジャンプしたから客を跳ばしたい感動ポイントまで運べてない。
あと音楽をテーマにしてる割に、こいつら全然バンドの練習せえへん。。。
腹筋して「あーっ」って発声しただけで素人の中条あやみが急に一流のボーカリストになっちまった。
芸術もスポーツも練習の中にこそドラマが生まれると個人的には思ってるので、そこの苦労を飛ばして本番のライブだけ立派でも、あんまり感動出来ないな。。
良かったのは主人公3人に観ていて華やぐ魅力があった事!
拙い演技も未熟さや不安定さに見えて、小器用に演技をこなされるよりもずっと高校生らしく見えた。
ただ、中条あやみと志尊くんはブレザーの制服着てて似合ってるのに、小関くんだけ詰襟で、しかも何故かパツンパツンのサイズ着てて笑てもたわ。