このレビューはネタバレを含みます
超能力と幽霊と狂人、、、なんかシャイニングを思い出す組み合わせ。。
と思ったら、原作のジョー・ヒルはスティーヴン・キングの息子なんやな！確かに作風似てる！
黒電話から聞こえる霊の声と妹の超能力（予知夢）っていうダブル・オカルト設定。
物語の中で出すなら、普通はどっちか一個やろうにごった煮にしてしまう欲張りセット感がめっちゃスティーヴン・キングっぽかった。
スティーヴン・キングってようジャンル混ぜるよね？
冤罪死刑囚と超能力とか。宇宙人と超能力少年とか。ノスタルジーと超能力とか。
妹の予知夢ちょっと設定的に浮いてるかな？って気がしてたけど、妹自身のキャラクターがとても良くて、予知夢設定のお陰で、彼女が活躍してるシーンが沢山作れてたから、なんか許せた。
口悪くて手早くて正義感強くて、お兄ちゃん大好きな妹。ばり推しですわぁ。
やっぱり物語って、キャラクターが命やなってこの映画見てて思ったわ。キャラクターが良ければ、その物語ずっと見守りたくなる。
友だちのロビンもばり精神イケメンやったな。
生きてる時も、死んだあとに主人公に言葉掛ける時も言ってること男前過ぎて、マジ一生ついていきます兄貴！って感じやった。
若干「スタンド・バイ・ミー」のクリスを彷彿とさせたわ。ええ男。
幽霊たちの助言に従って手に入れたアイテムを総動員して犯人ぶっ倒すってラスト、めっちゃRPGツクール感あったわ。何に使うんか分からんガラクタが意味を成していく伏線回収みたいなヤツ。
