ゆーさく

アリスの恋のゆーさくのネタバレレビュー・内容・結末

アリスの恋(1974年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

マーティン・スコセッシ監督作で日本で初めて劇場公開された映画、らしい。

ハートフルコメディってほどハートフルでもないけどまぁコミカルな話。
スコセッシっぽくないなと思ってたけどハーヴェイ・カイテル出てきた辺りからめっちゃスコセッシやった。スコセッシ名物、クソみてぇな暴力男。安心した。


アリスは歌が大好きな女の子だった。
大人になって、結婚して子供も出来て、めっちゃ幸せってわけでもないけど、まあ普通の暮らししてた時に旦那が事故死。
子供抱えてどう暮らしていこうかと各地転々としながら、結婚を機に辞めていた歌手の仕事で食っていこうとするも上手くいかない。
ダイナーでウェイトレスしてたら客で来てた牧場主の男とええ仲になる、って話。


女は男の添え物って時代。劇中の男もみんなそんな考え方。
でも最終的に牧場主の男が、「君についていく!牧場でも何でも捨てていく!」
って、全部なげうってアリスに着いていく。
この時代やとちょっと珍しいんかな。
女が男に着いていくんじゃなくてその逆になる、ってのは。



カメラワークや色合いがハスラー2ぽかった。

息子のサムと万引き遊びしてたの、子役時代のジョディ・フォスターやったんや、ってエンドロールで知った。
ゆーさく

ゆーさく