群青

アート・オブ・アクション マーシャル・アーツ・フィルムの変遷の群青のレビュー・感想・評価

2.0
セガール出演17作目。


今作は中国のマーシャルアーツの歴史を紐解いたドキュメンタリーである。
語り部はサミュエル・L・ジャクソン。
あの味のある声が奥から聞こえてきて、本人登場。名前の字幕でまず爆笑
あなたですか笑


自分が知ってるだけでも、

グリーン・デスティニー
マトリックス
ラッシュ・アワー
チャーリーズ・エンジェル
シャンハイヌーン
ワンスアポンインタイムチャイナ
MI2
フェイス・オフ
リーサルウェポン

などなどのアクション作を振り返りながら、マーシャルアーツを引き合いに出し歴史の旅に向かいます。

初めはセガールを観るつもりだったので、全然姿を現さない彼にやきもきしていた。しかし観ていくと、少林寺が反体制として育まれたことや中国の映画に対する価値観などが紹介されていた。
なんと映画は低俗なものとみられ男は出演しなかったそうで。そこで女性が男装してマーシャルアーツ映画を始めたという。
へえー!
しかもその一番の立役者がなんとあのサモ・ハン・キンポーのおばあちゃんという!
んで香港では規制が少ないのでそこで盛り上がり、出てきたのはウォン・フェイ・フォン!自分でも知っている!
しかし1950年代まではまだまだ女性が強かったよう。
などなど、自分が知らない情報が結構あってセガール見るつもりなのにどっぷりマーシャル・アーツのトリビアにはまってしまっていた笑

肝心のセガールはというと


最初の最初に1秒!!!!!


1秒だけ!!!!

それだけか!マジか!と思っていたら

中国が取り入れたかった要素に黒澤明があった、というエピソードで再びセガールが!


でも10秒くらい!


結局1分も満たない出演でした笑


しかしかなり勉強になった。そしてマーシャル・アーツを肩上では欠かせないのはやはりブルース・リーなんだな、とびっくり。

その他ユアン・ウーピンやジョン・ウーなどのフィーチャーされておりアクション映画が好きな人には一度観ておきたいぞ!

みんな大好きドニー・イェンも出てるよ!笑
群青

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