原作未読。
映画として非常に丁寧に作られていると感じたし、なかなか惹き込まれた。
生まれつき空虚な心を抱え、共感というものを「人の死」を介してしか感じられずに何の躊躇もなく殺人を繰り返す女 美紗子。
彼女の業と、宿命とも言える出会いが、昭和から現代にかけて、禍々しくも切ないストーリーを紡ぎ出す。
が、しかーし!
このお話は、確かに人間の業とか宿命っつーか、因果応報的なものがベースとなっているのだろうが、
運命の出会いそんな都合良く起きんやろw
あと、いくら殺人に躊躇が無いっつても、どんだけ戦闘能力高いんだよ美紗子...
久々にスクリーンに向かってツッコミを入れたくなった。
珍作。
決して嫌いじゃない。