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ぼくの名前はズッキーニのHKのレビュー・感想・評価

ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)
3.8
アマプラでウォッチリストに登録したまま未見でしたが、今月で見放題終了と知って慌てて視聴。
スイス、フランス、ポルトガルの合作。65分の作品。
孤児院で暮らすわけありの子供たちの明るくはないお話なのに不思議テイストのキャラたちとストップモーション・アニメがなんとも言えず楽しく心に残る作品でした。
過激なシチュエーションもあり子供向けとは言えませんが・・・
短いし面白いので続けて2回観てしまいました。

ズッキーニ(見た目がキュウリっぽい野菜)というのは英語だそうで、劇中ではそう呼ばれてないので確認すると、フランス語では“Courgette”で “カージェット”や“クルジェット”と読むそうです。
原題は“Ma vie de Courgette”

カミーユが読んでた本はカフカの『変身』?(表紙に虫の絵が)
たまたまカフカ原作の映画『審判』を観たばかりだったので偶然にびっくり。
壁に貼ってある今日のご機嫌表(?)が面白いですね。
晴れ・曇り・雨・雷雨の4段階で、寂しがりやなのに素直じゃないシモンだけがいつも雷雨ですが他のみんなはいつも晴れ・・・
私も周りを暗くしないよう、いつも晴れでいることを心掛けねばと考えさせられてしまいました。
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