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アナベル 死霊人形の誕生のslowのレビュー・感想・評価

アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)
4.0
悪魔の人形に
天使の少女をぶつける…‼
実験だよ、実験っ! (๑•̀д•́๑)
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前日譚なので初見の人でもOK。
死霊館シリーズ好きなら
間違いなく"面白い"作品♪

屋敷内を浮遊する幽霊の如く撮る
"流れるカメラワーク"や
屋敷の各部屋やアイテムを
恐怖シーンに使う巧さは
死霊館シリーズを見習っており,
要所要所に恐怖ネタがあるので、
退屈させない (`・ω・´)b♪

"少女達が主役"なのもよく、
時代が"昔"というのもあって、
昔の掘り出し物のホラー映画を
観てるかのようだった。

一番面白いなと思ったのは、
血の繋がった家族でも親戚でもない
「二人の少女が主人公」という点。

幼い少女の友情劇が
「緊張感」をもつホラー映画に
「癒し」を与えており,
時には強く、
時には可愛く、
時には儚く…など
恐怖シーンに"恐怖"とは
また違った感情を同時にもつため、
"癒しと恐怖が戦った映画"とも言える。

前日譚ではあるけど、
ストーリーはあくまでオマケで
監督が思いついた恐怖シーンを
詰め込んだような内容なので
シリーズを追わなくても観れるし
本作だけを観ても、
この作品から前作を観るのもアリ★

斬新さは少ないが、
「この子が主人公か」と思わせて
「正解はこっち♪」的な見せ方や,
椅子のエスカレーターを
中盤であっさりと使ったり、
途中でヒロイン交代するなど、
意外性をついた所もあって
「面白いホラー映画ある?」と
人に聞かれたら普通にオススメできる☆

・【余談】
…ハリウッド映画のホラーって
前半は怖いけど終盤になると
霊が物理的に攻撃してきて
モンパニ展開と化すのが萎える…
それよりだんだん霊が忍び寄ってくる
邦画ホラーのほうが
圧倒的に怖いなと感じる…(|||つД`)
モンスターみたいな悪魔より
貞子のほうが怖い…
これは銃を持たない日本人と
銃を持ってる外人との差なのかな……。
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