スタジオジブリ出身の米林宏昌監督が立ち上げたスタジオポノック第1回長編アニメ作品。
何をしても失敗ばかりで赤毛にコンプレックスを持っている少女メアリが、ある日森の中で世にも美しい花を見つける。
その花の名は「夜間飛行」。
7年に一度しか咲かない、不思議な魔力を持った花である。
かつて魔女の国から盗み出された、その花によって、一夜限定の魔法の力を手に入れたメアリの冒険のお話。
キャラデザや、何か既視感あるシーンがジブリアニメを彷彿とさせるのは、まぁしゃーない。つーか、許容範囲内。
だって、スタジオジブリで育った監督がジブリの血を受け継ぐ作品をつくると公言してるんだし。
しかしながら、キャラクターとストーリーの流れにイマイチ奥行きとキレが感じられ無かったのが残念。
あと、個人的には見た目と声があまりしっくりこないキャラクターもいたかなぁ、と。
「借りぐらしのアリエッテイ」「思い出のマーニー」が良かっただけに、うーむ。
次回作に期待。