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クルエラのSWDのネタバレレビュー・内容・結末

クルエラ(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

『101匹わんちゃん』に特に思い入れのない自分だけど、『ジョーカー』×『プラダを着た悪魔』みたいな話をディズニー印でポップにラッピングした感じでめちゃくちゃ楽しめた!全画面がとにかくシャレててゴージャスだし、そんな美術に全く負けてないエマストーンの演技の説得力よ!

憧れのデザイナーだと思ってたバロネスが実は育ての親を殺した実の親、な二重三重の仕掛けとか、そこまで『ジョーカー』なぞっちゃうの!?みたいに思わなくはなかったね!あとクルエラがどんどんバロネスに似てくるのも『プラダ〜』オマージュか?と思ったら、そもそも脚本同じ人なのね。
でもクルエラが最後まで復讐の原理に従わず、あくまでクリエイティブな本能の元で動いてバロネスと戦っていたのは良かった。ラストはありがちな親殺しの話に落ち着くのかと思いきや、過去の自分を殺して生まれ変わるというカタルシス。
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