広島カップ

ピーターラビットの広島カップのレビュー・感想・評価

ピーターラビット(2018年製作の映画)
3.5
そういえば今年は卯年だったのにウサギの映画を一本も観てないのに気付いて慌てて借りて来た本作。

"犬"の名前は?とくれば今年ならデコピン!
"兎"の名前は?と来たら今年に限らずピーターと答える人が多いのではないでしょうか?日本人にも馴染み深いビアトリクス・ポター原作絵本の実写化。

モフモフ大〜ぃ好きな観客の皆さん必見です。
兎ソックリにそして人間のように動作や表情が変幻自在の五人?のウサギ達。
決して兎人間あるいは人間兎と軽々しく呼ぶレベルでは無くて丁寧に良く出来ています。
人間の表情分析とウサギの運動解析の高度なハイブリッドに感心してしまいます。
原作絵本のウサギ達とは擬人化表現は大分違いますが、これはこれで良いのではないでしょうか。

イギリスの湖水地方の美しい自然を背景に、人間の登場人物達の人間関係もシンプルですが爽やかで魅力的です。
年の瀬の忙しい時に和ませてくれる、卯年一年の納めに最適の一本でした。

※数えてみると今年レビューしたのは本作を含めて203本。観たけれどどうしてもレビューを書けなかった作品もあるのでもう少し観ていた事になります。
一本を単純に120分としてソレ掛ける約210本で25,200分(420時間、17.5日)を映画鑑賞に費やしていた事になります。数字にすると来年行われるパリ五輪の開催期間中ずっと寝食を忘れて映画を観ていた計算になりますw。おそらくパリ五輪でも色々と感動的な場面がある事でしょうが、それと同じくらいの感動を今年も映画からもらったような気がしています。
皆様、今年一年ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
来年も皆様が良きシネマライフが送れますように。
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