バス行っちゃった

ピーターラビットのバス行っちゃったのネタバレレビュー・内容・結末

ピーターラビット(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

退屈な時間が1秒もなかった。

もちろん動物たちのキャラクター描写によるところが大きいということに加えて、受け身の上手いレスラーが名勝負製造機と呼ばれているように、ドーナル・グリーソンの受け身が素晴らしくて、撮影時の様子を想うとなんだか飯伏幸太の対ヨシヒコ戦のようだなとプロレスの凄さを再確認。ん。

ホームアローンのように実写でルーニートゥーンズ的なものを見せてくれた作品は多いけれども、それがもたらす悪影響まで見せてしっかり教訓を残しつつ明るいトーンで終わる作品にあまり出会ってこなかったので、そういった意味でもいいものを見たなと。

アレルギーの件は公式な謝罪もあったということだけれども、個人的にはどのような最悪な事態が起きるのかを想像するための材料として機能しているように思えたので、仮にこれを真似する人がいるならそれはその人の教育の問題であって、こういう表現を刈っていくことでその教育の機会をさらりと逃してしまうことがあるような気もするので、まあこれはこれで。